OB通信|2008年泰造杯レポート

2008年11月2日芸祭2日目、泰造杯。

他の試合と違いOBと現役が混合の普段では一緒になることのないメンバーと戦う試合で、楽しみである試合のひとつである。そして今年は学生として参加する最後の泰造杯でもある。思い返せば学部で入った頃は桂川を基準として東西のチームを分けていたが、近年は集まる人数もぎりぎりなことも多くなったせいかバックスとフォーワードで半分に分けてチームを作ることが多い。「来年はまた京芸ならではである桂川を基準にチームを分けることができれば良いな」などと思いながら試合は始った。

チームは現役ジャージチーム(以降:黒チーム)OBジャージチーム(以降:青チーム)前半先に点を取ったのは相手のゴールライン手前でペナルティーを得た青チームで、フランカーのサイドアタックからの速い展開で先制点を奪い取った。

早めに点を取り返したい青チームはすぐに反撃に出るが黒チームのディフェンスが固くなかなかゲインできず、さらにてカウンターに合い点を取られる。

その後もチャンスは作るが点は取れなかったが、前半20分黒チームのスタンドのハマーンの蹴ったボールをハーフウェイラインでキャッチした高山が見事ドロップゴールを決めた。ここから流れが少し青チームにも来る。

後半青チームはパスミスにより連続でトライを奪われるシーンもあったが、縦と横を使った攻撃によりトライを奪い返す。試合は終始ほぼ五分の展開であったが、粘り強いディフェンスからの数少ないチャンスをものにした黒チームが1トライ差で勝利した。

来年は是非多くのOBに参加していただき東西チームで試合ができればと思います。


(2009年5月号より、レポート:18年度卒業 安藤)

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