2009年度 四芸東京大会中止のお知らせ



東京四芸中止のお知らせ



来たる5月21日(木)~24日(日)に東京藝術大学において開催を予定していました四芸祭につきまして、大阪府、兵庫県などによる新型インフルエンザの国内感染者数拡大の状況を受け、今年度の四芸大会は開催中止となりました。

誠に残念な事態ではありますが、ご理解の程よろしくお願い致します。

なお、四芸にあわせ予定されていた、東京芸大ラグビー部 創立80周年の記念試合・パーティーも誠に残念ながら中止が決定されました。参加を予定されていた皆様には大変申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

今後、検討の上日を改めて開催される模様です。


→詳しい情報はメールでお問い合わせください。


(関連リンク)
京都市立芸術大学:東京芸大で開催予定の四芸祭 中止のお知らせ
東京藝術大学:第55回四芸術大学体育・文化交歓会(四芸祭)東京大会の開催中止について

OB通信|2008年12月追い出し試合レポート



「22」この数字はこの試合で行なわれたスクラムの回数である。

特に前半は15回もスクラムが行なわれた。全22回の内、ノックオンやスローフォワードによるスクラムは16回。現役、OB共にボールが手につかずイージーミスを連発。密集ではバタバタと倒れ、立ってプレーすることができず安定したボーキープができない。OBハーフ団でのパスミスも目立った。後半こそ何とか持ち直したものの、プレーしていた本人たちは歯がゆかったに違いない。そしてマネージャーや観戦してくれた人たちに見応えあるラグビーを見せることができず、申し訳ない気持ちで一杯である。

そして15人集まらなかったOB。
創部50年を迎えようとする中、OBは今一度、指針を定め直すべきではないか。

OBボールのキックオフ、深めに蹴り入れ敵陣ゴール前まで入るが、現役SO谷中の好タッチキックで陣地を戻される。OBラインアウトとなるが現役がインターセプト。しかし、現役ハーフ団のパスが乱れOBが敵陣22m内まで攻め入る。この後、ラックの攻防で二三度攻守が入れ代わるが、ルーズボールに素早く反応したPR兼若がゴール前に突進し、最後はFL湯川(この試合助っ人できてくれたディスカバリーでのチームメイト)がトライ。(5ー0)

幸先の良いスタートをきったOBは、ここから得意のモールと接近戦の強さをみせ、SH葛原のタッチキックで再びゴール前まで攻め込みチャンスをつくるが、連携の乱れもあり、なかなかトライを奪えない。現役もCTB三木のライン突破やPR本城のスピードあるサイドアタックで反撃の糸口をつかみかけるがラックでのボールキープが甘く、チャンスを広げることが出来ない。お互いにイージーミスが多く、前半10分を過ぎた段階でスクラムの回数はすでに10。あまりにも多すぎる。

混沌とした時間がしばらく続き、迎えた前半15分、OBは敵陣22m左タッチライン際でモールをつくり前進、バックスに展開し一番外までボールをまわし最後はフォローについていたCTB松田がパスを受けトライ。(12ー0)

このトライをきっかけに試合は徐々にOBペースに。密集ではナンバー8ハマーンの力強さとPR兼若のボールへの絡みが際立ち、FL井川のサイドアタックがゲインラインをきる。BKではCTB松田の突き刺さるタックルで相手の攻撃の芽を摘む。
前半22分、現役BKのパスをインターセプトしたSO澤がトライ。(17ー0)

続く26分、敵陣22mでのラインアウトからモールで前進し、SO澤のショートパスにトップスピードで走り込んだCTB松田が突破。ゴール前で捕まるがオフロードパスを受けたハマーンがトライ。(24ー0)

29分にもスクラムから同じ展開でCTB松田が走りきりトライ。(31ー0)ここで前半終了。
OBは大量リードで前半を終えたものの、密集でのボールキープに安定を欠き、BKの連携ミスも多い。後半へ向け、立て直しをはかる。

後半開始早々、敵陣22m付近でPKを得ると、ハマーンがクイックスタート。二人三人とタックルを振りきり、パスを受けたHO内山がトライ。(38ー0)

しかし、ここから現役の反撃を受ける。現役SHが二年生の入澤から四年生の岡部に代わったことで攻撃のテンポが速くなり、リズムよくボールを動かす。OBは粘り強いディフェンスで現役に好機をつくらせないものの苦しい我慢の時間帯が続く。

後半10分、OBは自陣22mまで攻め込まれるが、SO澤のロングキックをCTB松田がチェイスし好タックルで相手のミスを誘い、ルーズボールに反応したSH葛原からハマーン、FL湯川とつなぎトライ。(42ー0)

このトライで現役に傾きかけていたリズムを断ち切ったかと思われたが、その2分後、OBはPKをタッチラインに蹴り出せなかったことが仇となり、カウンターを食らいトライを許す。(42ー5)

そしてピンチは続く。トライ直後のリスタートから現役SO谷中とCTB木戸に30m近いゲインを許し再びゴール前まで攻め込まれる。しかし、OBはここで再び接点での強さをみせ、ピンチをしのぐ。

ピンチの後にチャンスあり。ここからOBのトライラッシュが始まる。
後半17分、敵陣10m右タッチライン際でモールをつくるとハマーンのサイドアタックからガットでボールを受けたLO羽川がラインブレイクし、ラックから素早い展開でボールをまわし、WTB染谷がトライ。(49ー5)

続く19分、FW間で細かくボールをつなぎトライ。(56ー5)

23分にも現役BK3がキックの処理を誤り、チェイスしていたCTB松田が抜け出しFL湯川につなぎトライ。(63ー5)

26分には自陣10mからCTB松田が5人を抜き去り、ゴール前でフリーのハマーンにパスするが、まさかのノックオン。ボールを地面に叩き付けて悔しがるハマーン。

そして試合終了間際、敵陣10m付近でFL井川、LO羽川、PR兼若が細かくつないでラックから素早くさばき、ボールを受けたSO澤が4人をかわしトライ。(70ー5)ここでノーサイド。

OBはCTB草地のライン突破が2,3度あったが、後続が展開の選択を誤りトライに結びつけることができなかった。あの場面でもっと楽に展開していればあと3トライは奪えただろう。また、この試合OBはキックを多用したが、その都度献身的にボールを追ってくれたWTB染谷と東京から帰って来たWTB兵頭無くしてこの戦法は成り立たなかっただろう。そしてPR尾中さんとLO藤井さんは60分を通して22回ものスクラムを組み、後半20分を過ぎてもボールに絡みつづけるプレーには底無しの気力と体力を感じさせられます。

一方、現役に求められるのは、とにかく低く鋭いタックル。これにつきる。また、BKで同じムーブのサインを多用する場面が多く見られたが、トップスピードでシンプルに縦を突かれる方が我々としては止めにくい。男子入学生の数も減り、部員の減少で練習マネージメントが満足に出来ないこともあると思うが、高い意識を持って日々励んでほしい。


(2009年5月号より、レポート:19年度卒業 澤)

OB通信|2008年泰造杯レポート

2008年11月2日芸祭2日目、泰造杯。

他の試合と違いOBと現役が混合の普段では一緒になることのないメンバーと戦う試合で、楽しみである試合のひとつである。そして今年は学生として参加する最後の泰造杯でもある。思い返せば学部で入った頃は桂川を基準として東西のチームを分けていたが、近年は集まる人数もぎりぎりなことも多くなったせいかバックスとフォーワードで半分に分けてチームを作ることが多い。「来年はまた京芸ならではである桂川を基準にチームを分けることができれば良いな」などと思いながら試合は始った。

チームは現役ジャージチーム(以降:黒チーム)OBジャージチーム(以降:青チーム)前半先に点を取ったのは相手のゴールライン手前でペナルティーを得た青チームで、フランカーのサイドアタックからの速い展開で先制点を奪い取った。

早めに点を取り返したい青チームはすぐに反撃に出るが黒チームのディフェンスが固くなかなかゲインできず、さらにてカウンターに合い点を取られる。

その後もチャンスは作るが点は取れなかったが、前半20分黒チームのスタンドのハマーンの蹴ったボールをハーフウェイラインでキャッチした高山が見事ドロップゴールを決めた。ここから流れが少し青チームにも来る。

後半青チームはパスミスにより連続でトライを奪われるシーンもあったが、縦と横を使った攻撃によりトライを奪い返す。試合は終始ほぼ五分の展開であったが、粘り強いディフェンスからの数少ないチャンスをものにした黒チームが1トライ差で勝利した。

来年は是非多くのOBに参加していただき東西チームで試合ができればと思います。


(2009年5月号より、レポート:18年度卒業 安藤)

2009年度 四芸東京大会のお知らせ



GWも終わり過ごしやすい季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年の四芸は東京芸大がホスト校。

OB戦は5月24日(土)13時半にKickOffです!皆様のご参加をお待ちしています!
OB戦の後は東京芸大キャンパス内で打ち上げがありますので、こちらにも是非ご参加ください。

以下、詳細をお知らせします。

日時 2009年5月21日(木)・22日(金)・23日(土)・24日(日)
場所 舎人公園陸上競技場(東京都足立区舎人公園1-1)
電話 03-857-2308
交通 日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」下車(詳細はこちらをご覧ください

→舎人公園陸上競技場の場所をGoogleMapで確認


5月22日(木) 移動・練習となります。

5月23日(金) 京都 vs 愛知 12:30〜 / 東京 vs 金沢 14:00〜

5月24日(土) 【OB戦】愛知 vs 金沢 12:00〜 / 【OB戦】京都 vs 東京 13:30〜

5月25日(日) 現役決勝 時間未定 / 3位決定戦 時間未定


打ち上げ

18:00より東京芸大学内にて行います。

→東京芸術大学上野キャパスの場所をGoogleMapで確認

現役チーム練習日程

現役チームの練習日をお知らせします。

5月16日(土) 練習 (時間要確認)
5月17日(金) 精華戦 14:00 K.O. 京芸グラウンドにて
6月7日(日) OB戦 13:00 K.O. 京芸グラウンドにて

この日は谷口青児さんを偲んでラグビーをしませんか?皆様、ご参加の程宜しくお願いいたします。